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「日本画 小山硬」
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日本画 小山硬

小山硬 キリシタンの祈り

日本画の大家・山硬は1934年に生まれた日本画家です。熊本県に生まれた小山硬は画家を目指して、東京芸術大学日本画家に進んでいます。そして、同学を卒業後に前田青邨に師事し、そこから様々な絵画技術を学ぶことになりました。ちなみに小山硬は青田の最後の弟子であったという事でも有名です。才能を発揮し出した小山硬は第46回院展に初入選を果たし、ここから新しい画家人生を歩み出すことになっていきます。彼の有名な絵画ではキリシタン信仰を描きとる「天草シリーズ」というものが有名です。キリシタン、という存在を様々な角度から切り取り、独自の視点とタッチで素晴らしい作品を多く生み出しているのです。そもそも、この天草シリーズが始まった背景には魚や網などの漁師の生活を描く取材がきっかけでした。天草に出かけると、不思議な事に釣り糸で十字架をした漁師がおり「教会にいくのですか」という声かけをすることがキッカケでした。結果的に様々な経験の中で、カクレキリシタンという存在を描くことになり、数々の秀作を生み出しているのです。さて、そんな小山硬の作品のタッチは幻想的であり、さらには独特の色合いで構図られる魅惑的な作品が多い事でも有名です。そのうちの一つの作品なのですが、「女子パウロ会」です。神父の前でしゃがみ込み、祈りのを捧げる寸前の少女を描いたこの作品なのですが、何とも幻想的で魅惑的な色彩で彩られた作品です。白・黒の明暗での光りを表現したこの作品ですが、カクレキリシタンを描いてる分、神がかる何か隠健な雰囲気を感じることもできます。しかし、小山硬のタッチには独特の優しさと慈愛に満ちあふれているため、どこか心安らいでしまう印象も持っているのが特徴でしょう。そんな小山硬も数多くの名誉ある賞を受けています。院展での数多くの受賞歴はもちろん、内閣総理大臣賞までも受けています。さらに愛知県立芸術大学名誉教授など美術界にも大きく貢献しているのです。日本画を通して,日本を愛し続けた小山硬の功績はまさしく我々に感銘を与えたに違いありません。芸術のために生まれた、そんな男であったのです。

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